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先ずはじめにこの話。
今、円高が進んでいる。
最近のニュースでは、1ドル77円という、かつて見たことのない数字が連日テレビの画面に表示されている。
私が物心ついたころは、その時も円高とは言われていたものの、1ドル89円とかの時代だった。
その後、だんだんと回復してゆき、1ドル120円台の時代がやってきた。
このころは、アメリカドルだけではなく、ユーロに対しても、1ユーロ165円という時代でもあった。
その時代が流れ、再び円高へと向かってきて、今や1ドル77円の時代だ。
円高になった時、なぜこのように騒がれるのだろうか。
まず経済の面では、貿易の問題がある。
日本で200万の車をアメリカで販売しようとした際、単純に計算すると1ドル100円の場合、20,000ドルで販売される。
しかし、1ドルが77円となった場合、200万の車は26,000ドルに膨れ上がってしまう。
そうなると、やはり円高の時にあえて日本車を買おうとはしないのが現実だ。
こういった流れで、円高が進むと日本の商品がアメリカでは売れにくくなる。
その為、日本は貿易赤字になることも考えられる。
しかし、反対に外国から入ってくるものに対してはどうだろう。
同じように考えると、1ドル100円で買っていたものが、今や77円で買えるとなれば、日本人は喜んで買うだろう。
更に、海外旅行についても同じことが言える。
今まで外貨に換金する際、100円出さないと1ドルが変えなかったにもかかわらず、今や77円で1ドルが変えるのだ。
そうなれば、喜んで海外旅行も今行く。
こういった現象が起こってくるのだ。
最近は、ユーロに対しても円高が進んでいる。
ギリシャの危機か、ヨーロッパの各国に波紋が広がり、隣国の大手金融機関なども破たんなどの影響を受けている。
世界における、経済問題、財政危機、不景気といった問題が各地で起こっている現代だが、食い止められるのだろうか。
再び、世界大恐慌になりかねない予感がする。